スタガジェの記事は、3人の会話で進みます。ここでは、その3人を紹介します。なお3人は当サイトのオリジナルキャラクターです。
モモンガ/26歳・法人営業
| 生まれ | 長野県の山あい。夜になると家族で木から木へ飛んでいた |
|---|---|
| いま | 東京で一人暮らし。月の半分は出張 |
| 持ち物 | 機内持ち込みサイズのキャリー1つ。中身はいつもパンパン |
| 困りごと | 荷物を減らしたいのに、なぜかケーブルだけ増えていく |
| 前科 | 出張先で充電器を忘れ、コンビニで買い直したこと3回 |
ガジェットの知識はありません。でも現場は知っています。ホテルのコンセントがベッドから遠いこと、機内でバッテリーが切れる心細さ、朝の支度中に充電が終わっていない焦り。そういう具体的な困りごとを持ち込む役です。
口ぐせは「それ、結局どれを選べばいいの?」。専門用語で説明されると、遠慮なくもう一度聞き返します。
フクロウ/年齢不詳・元家電量販店フロア主任
| 生まれ | 北海道の森。雪の重みで枝がしなる音を聞いて育った |
|---|---|
| 年齢 | 不詳。本人いわく「お主らの三倍は生きておる」 |
| 前職 | 家電量販店のフロア主任を数十年。いまは隠居の身 |
| 生活 | 夜行性。調べものも執筆も、たいてい深夜 |
| 主義 | 数字は、使う場面に置き換えてから語る |
スペックや規格の説明を担当します。売り場に立っていた頃、数字を大きく見せる売り方を嫌というほど見てきました。だから「W数が大きい=正解」とは言いません。
数字を並べただけでは、結局どれが自分に合うのかは分かりません。だから先生は、その仕様が旅先のどんな場面で効いてくるかまで話します。カバンに入れたときのかさばり方、ホテルでの取り回し、朝の支度に間に合うかどうか。使う場面に置き換えて語るのが先生の流儀です。
柴犬/22歳・社会人1年目
| 生まれ | 東京の下町。商店街で育ち、顔が広い |
|---|---|
| いま | 社会人1年目。研修や現場の応援で、今年から出張が増えた |
| 得意 | 行動力。気になったら即買い、届いたその日に開封して使う |
| 苦手 | 値段を見ると冷静さを失う。給料日の翌日はとくに危ない |
| 失敗歴 | 安さに飛びついて壊れた回数は、数えるのをやめた |
元気な盛り上げ役です。語尾に「ワン」が付きます。出張にはまだ慣れておらず、荷物はいつも多めです。家族旅行に充電器を3個持っていって、結局コンセントの取り合いになったこともあります。
安いものを選んで失敗してきた経験があるぶん、「安さだけで選ぶと後悔する理由」の説明にはいちばん説得力があります。先生の説明を「つまりこういうこと?」と噛み砕くのもシバくんの仕事です。
3人が出会った日
3人が知り合ったのは、東京駅の新幹線ホームでした。
最終の一本前。出張帰りのモモちゃんのスマホが、残り1%になりました。乗り換え案内も、宿の予約画面も開けません。困っているところに「これ使うワン」とケーブルを差し出したのが、たまたま隣にいたシバくんです。
ところが、そのケーブルは付け根が断線していました。角度を変えても充電が始まりません。2人でホームにしゃがみ込んでいると、後ろから声がしました。「そのケーブル、もう寿命じゃな」。夜行性で、深夜のホームを散歩していたフクロウ先生でした。
先生はカバンから予備のケーブルを出し、ついでに2人へ講義を始めました。曲げに弱い理由、出力の見方、安いものが安い理由。発車のベルが鳴るまで話は続き、モモちゃんはこう言いました。「それ、もっと早く知りたかった」
この日から3人は、ガジェット選びで困っている人のために記事を書くことにしました。
それぞれのカバンの中身
3人の性格は、持ち物にいちばんよく出ます。
- モバイルバッテリー(10,000mAh)
- 充電器(プラグ折りたたみ式)
- ケーブル3本。うち1本は断線したまま入れっぱなし
- のど飴と目薬
- 出張精算のレシートの束
- USB電流チェッカー
- ノギスとキッチンスケール
- 数字だけが並んだメモ帳
- 老眼鏡(本人は「使っておらん」と言い張る)
- 出先で人助けするための予備ケーブル
- 今週買ったばかりのガジェット
- その箱と説明書(開けたまま)
- イヤホン。片方だけ
- 家の鍵とおやつ
- 充電が切れたまま3日経っているモバイルバッテリー
3人の関係
モモちゃんは先生を頼りにしていますが、話が長くなると容赦なく遮ります。シバくんは先生を尊敬しつつ、安い商品を見つけると忠告を忘れて買います。先生はそんな2人を見て、毎回ため息をつきながら付き合っています。
記事の中で3人が言い争っているように見えるときは、たいてい本気で意見が違うときです。
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