本記事は広告(#PR)を含みます。「準固体」「半固体」「リン酸鉄」と書かれたモバイルバッテリーを、楽天で買えるものから選んで比べます。
このページの価格は毎日更新しています(最終更新: 2026年10月23日)。
当サイトが楽天市場の価格を毎日1回記録した実測値です。本文に出てくる金額は記事を書いた時点のものなので、いまの価格は比較表の中の「当サイトの価格記録」をご覧ください。
- 準固体(半固体)は電池の中の液を、リン酸鉄は電極の材料を変えた電池。どちらも燃えにくさを狙っている
- リン酸鉄は電圧が低めで、同じmAhでも使える量は少なめ。今回のリン酸鉄は、どちらも充電回数を明記している
- 電池の種類より先に、出力と作り手で選ぶ。ノートPCまでならCIO、スマホだけで安くならラスタバナナ
- 「準固体」と「リン酸鉄」、どちらが安全なのか分からない人
- カバンに入れっぱなしのモバイルバッテリーの発火が心配な人
- 次の1台は、燃えにくいと書かれた電池にしようと決めている人
- いまの1台に不満がなく、熱や膨らみも出ていない人
- とにかく軽さと値段だけで選ぶと決めている人
「準固体」と「リン酸鉄」、どっちのモバイルバッテリーが安全なの?
どっちも「燃えにくい」って書いてあったワン。同じじゃないワン?
狙いは同じ。燃えにくくしたい、じゃ。ただ、変えた場所がまるで違う。
変えた場所?
準固体は電池の中の液。リン酸鉄は電極の材料。そこが分かれば、選び方も見えてくるぞ。
準固体とリン酸鉄は、電池のどこを変えたの?
まず、ふつうのリチウムイオン電池の中身から話そう。
難しい話は短めでお願い。
うむ。中には、電気をためる板が2枚ある。そのあいだを、液が満たしておる。
板と液。それだけワン?
大まかにはそれだけじゃ。板と板のあいだを、液を通って電気のもとが行き来する。
その液が、燃える原因になるの?
一般に、この液は燃えやすいと言われておる。電池が傷んで熱を持つと、液に火がつくことがある。
準固体(半固体)は「液」を変えた電池
準固体は、その液を減らしたり、ゲルのように固めたりした電池じゃ。
燃えやすい液が少ないから、燃えにくいってこと?
そういう考え方じゃ。ゼリーは、水ほど簡単にはこぼれんじゃろう?
こぼれにくい分、火も広がりにくいワンね。
「半固体」と「準固体」は別のもの?
メーカーによって呼び方が違う。どちらも液を減らした電池を指すことが多く、決まった線引きはない。
名前が違っても、中身の話は同じってことワン。
リン酸鉄は「電極の材料」を変えた電池
リン酸鉄のほうは、板の片方の材料を変えた電池じゃ。
液じゃなくて、板のほうなんだ。
そうじゃ。この材料は、熱が加わっても崩れにくいと言われておる。
ラスタバナナの商品ページにも、こう書かれておる。一般的なリチウムイオン電池に比べ高温に対して安定している、と。
熱に強い板ってことワン。
電気自動車に使われてるって聞いたことある。
エレコムの商品ページにも、電気自動車などにも採用されている電池と書かれておる。
燃えにくい=燃えない、ではない
じゃあ、どっちを選んでも燃えないんだね。
そこは言い切れん。燃えにくいと、燃えないは別の話じゃ。
えっ、そうなのワン?
CIOの商品ページにも、半固体系セルの安全性は使用環境・条件により異なる、と注記がある。
作ってる会社が、自分で書いてるんだ。
そうじゃ。落とす、つぶす、熱い車内に置く。そういう使い方をすれば、どの電池も傷む。
燃えにくいから雑に扱っていい、じゃないワンね。
熱くなったときの見方はモバイルバッテリーが熱いのは大丈夫?で話しておる。
準固体とリン酸鉄、選ぶ前に知りたい3つの違い
燃えにくさ以外だと、何が違うの?
買う人に効く違いは3つじゃ。使える量、充電できる回数、そして重さと出力じゃよ。
① 同じmAhでも、リン酸鉄は使える量が少なめ
リン酸鉄の電池は、一般的なリチウムイオン電池より電圧が低めじゃ。
電圧が低いと、何が困るの?
同じmAhと書いてあっても、ためられる電気の量が少なくなる。
10000mAhは10000mAhじゃないワン?
mAhは、水の量ではなく「本数」に近い。1本の水筒が小さければ、同じ本数でも量は減るじゃろう。
本数は同じでも、1本が小さいんだ。
ラスタバナナ リン酸鉄モバイルバッテリー 10000mAhの商品ページが、そこを正直に書いておる。
内蔵電池容量は3.2V/10,000mAh。そしてスマホに渡せる目安の定格容量は、5V/5,240mAhじゃ。
半分くらいに見えるワン!
ふつうの電池でも、定格容量は内蔵の数字より小さく出る。ただ、リン酸鉄はその差が開きやすい。
じゃあ、比べるときは定格容量を見ればいいんだね。
そうじゃ。書かれていない商品も多いから、書いてある商品は親切だと思ってよい。
② 充電できる回数は、商品ごとの記載を見る
リン酸鉄にいいところはないの?
くり返し充電できる回数を、はっきり書いた品が多い。今回のリン酸鉄は、どちらも1000回前後と書いておる。
ラスタバナナ リン酸鉄モバイルバッテリー 10000mAhは、サイクル寿命1,000回以上。残量100%~0%を1000回くり返しても、初期容量の80%以上を保てると書かれておる。
1000回って、毎日使っても何年ももつワン?
計算上はそう見える。ただ、使い方で減り方は変わる。メーカーの表記として受け取るのがよい。
エレコムのほうは?
従来のリチウムイオンセル電池の約2倍の長寿命(約1000サイクル)と書かれておる。
準固体のほうは、回数は書いてないの?
サンリオキャラクターズの準固体は、約2000回まで繰り返し使用可と書いておる。CIOには回数の記載が見当たらん。
電池の種類より、商品ごとに書いてあるかどうかワンね。
そのとおり。何年で替えるかの目安は、熱・ふくらみ・寿命をまとめた記事も合わせて見るとよい。
③ 重さと出力は、商品ごとに見る
重さはどう?リン酸鉄は重いって聞いたよ。
使える量のわりに重くなりやすい、とは言われておる。ラスタバナナ リン酸鉄モバイルバッテリー 10000mAhは、重さ225gじゃ。
ほかのは何gワン?
CIOとエレコムは、重さの記載が見当たらん。サンリオの準固体は約110gじゃが、容量が5000mAhじゃ。
容量が違うと、重さも比べられないね。
そういうことじゃ。出力も同じで、商品ごとにばらばら。電池の種類では決まらん。
出力は何を見ればいいの?
つなぐ機器で決める。スマホだけなら20Wで足りる。タブレットや一部のノートPCまでなら、もっと太い口が要る。
「燃えにくい」の文字だけで選ぶと後悔する3つの理由
オレ、「燃えにくい」って書いてあれば、一番安いのでいいと思ってたワン。
そう来ると思った。よくある失敗を3つ挙げよう。
① 「燃えない」の言い切りを、うのみにする
燃えないって書いてあったら、それが一番安心ワン?
さっきの話じゃ。燃えにくい電池はあっても、どんな使い方でも燃えない電池はない。
言い切ってる商品ほど、気をつけるってことだね。
CIOのように、条件で変わると書き添えてある方が、話としては正直じゃ。
② mAhの数字だけで、たくさん使えると思う
12000mAhなら、10000mAhより多く使えるワン?
同じ種類の電池どうしなら、ほぼそうじゃ。種類が違うと、さっきの定格容量の話が出てくる。
リン酸鉄と準固体を、mAhだけで比べちゃだめなんだね。
比べるなら定格容量。書いてなければ、何回充電できるかの目安を見るとよい。
③ 作り手と表示を確かめずに、名前で選ぶ
「準固体」って名前が付いてれば、どこのでも同じワン?
決まった線引きがない呼び名じゃ、と話したな。名前だけでは中身は分からん。
じゃあ、何を見るの?
作り手がはっきりしておるか。PSEの表示があるか。まずはそこじゃ。
この記事の4台はどうなの?
作り手は4台とも名が出ておる。PSE適合と商品説明にあったのは、サンリオだけじゃった。
ほかの3台は書いてないワン?
説明文には見当たらなかった。買う前に、商品ページの表示を自分の目で確かめてほしい。
- モバイルバッテリーは電気用品安全法の対象で、PSEマークの表示が義務づけられています
- 製造元がはっきりしない格安品では、発火・過熱の事故が報告されています
- 「準固体」「リン酸鉄」と書かれていても、燃えないわけではありません。落下や高温の場所を避けてください
- 商品ページにPSE適合の記載があるか、製造元と問い合わせ先が書かれているかを確かめてください
値段の差がどこから来るかは、モバイルバッテリーの安いのと高いのの違いで詳しく話しておる。
電池の名前より、作り手の名前を先に見るワン…。
迷ったらこの1台:CIO SMARTCOBY Pro SLIM SS

で、結局どれを選べばいいの?
1台に絞るなら、CIOのSMARTCOBY Pro SLIM SSじゃ。半固体系のバッテリーセルを使った10000mAhの品じゃよ。
準固体じゃなくて、半固体ワン?
さっき話したとおり、呼び方の違いじゃ。液を減らした側の電池と思えばよい。
どこが良いの?
まず出力。USB-C単ポート最大35W出力に対応しておる。
35Wだと、何がつなげるの?
スマホに加えて、iPadや一部のMacBook Airなども充電できると書かれておる。
ノートPCまでいけるワン!
ポートは3つ。USB-C×2とUSB-A×1で、最大3台まで同時に充電できる。
3台つなぐと、力は分かれる?
全ポート使用時の合計最大出力は30Wじゃ。1台のときより控えめになる。
薄さは?
約16mmじゃ。ポーチや通勤カバンに収まりやすい薄型と書かれておる。
色は選べるワン?
ブラックとホワイトの2色じゃ。PPSにも対応しておるので、Galaxyなど一部のAndroidでは超急速充電も効く。
レビューは64件で★4.64。値段は6,281円だって。
今回の4台では、レビュー件数が一番多い。評価の数字も一番高いのう。

CIO SMARTCOBY Pro SLIM SS(半固体電池)
CIO
6,281円(2026年10月16日時点・楽天市場)
レビュー64件 ★4.64
価格・在庫は変わります。最新の内容は各ストアでご確認ください。
この1台が、地味に効く場面
意外な利点を2つ挙げておこう。
お願い!
1つめ。出張で持つ機器が増えても、1台で回せる。スマホとタブレットとイヤホンを並べてつなげるからのう。
充電器を何個も持たなくていいのは助かる。
2つめ。カバンに入れっぱなしにする人ほど、燃えにくい電池を選ぶ意味が出る。
オレ、カバンから出したことないワン。
入れっぱなしの1台こそ、目の届かん時間が長いからのう。
準固体とリン酸鉄、4台を並べて比べる
ほかのも並べて見たいな。
電池の種類を商品名の横に書いておいた。種類より、出力と表示を見比べるとよい。
「当サイトの価格記録」の読み方
楽天市場の価格を毎日1回、当サイトで記録した実測値です(10月7日〜10月23日)。グラフの左の金額がその商品の最高値と最安値、下の日付が記録の始まりと終わりです。グラフをタップすると、その日の価格が上に出ます(パソコンはマウスを乗せてください)。オレンジの●がいちばん安かった日。縦の目盛りは商品ごとに違うので、商品どうしで線の高さは比べられません。ショップ表示の参考価格や割引率は使っていません。価格は変わるので、最新は各ストアでご確認ください。
この記事の商品の価格記録(記録を始めた日から最新の記録日まで)
【10%OFFクーポン発行中 9/19 20:00~9/: 9月9日から45日分を記録。最安 5,480円・最高 6,281円。10月23日の 6,281円 はその幅の高いほうです。
日本ブランド企画 ラスタバナナ リン酸鉄モバイルバッテリ: 9月25日から29日分を記録。期間中は 3,790円のまま動いていません。
エレコム ELECOM モバイルバッテリー 12000m: 9月9日から35日分を記録。期間中は 7,780円のまま動いていません。
【PSE適合品】サンリオキャラクターズ 安全 長持ち 準: 9月25日から29日分を記録。期間中は 8,778円のまま動いていません。
当サイトが記録した日の価格だけで、ショップ表示の参考価格や割引率は使っていません。
ほかのガジェットの「いま買い時か」は 楽天 買い時チェッカー で毎朝更新しています。
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こうして見ると、電池の種類より出力の差のほうが大きいね。
そういうことじゃ。燃えにくさは4台とも狙っておる。差が出るのは、何をつなげるかじゃよ。
ラスタバナナは、一番安いリン酸鉄
一番安い3,790円のラスタバナナ、気になるワン。
リン酸鉄で、出力は20W。ポートは3つある。
大きさは?
縦140mm、横68.2mm、厚み15.7mm。重さは225gじゃ。
満タンまでどのくらいワン?
高速充電時で約2時間と書かれておる。
ケーブルは付いてる?
30cmのUSB Type-C to USB Type-Cの充電コードが付属する。充電専用で、データ通信はできん。
レビューは47件で★4.43。
スマホだけなら、20Wで困ることは少ない。値段で選ぶならこれじゃ。
エレコムは、小さな機器にもやさしいリン酸鉄
エレコムは7,780円。ラスタバナナより高いね。
容量は12000mAhで、PD 20W。ポートはUSB-AとUSB-Cが1つずつじゃ。
高いぶん、何が付いてるワン?
低電流モードがある。Bluetoothイヤホンのような、少しの電気で足りる機器向けの仕組みじゃ。
イヤホンだと、途中で充電が止まることあるんだよね。
それを防ぐための機能じゃな。本体をつないだまま、スマホとまとめて充電できる機能も書かれておる。
寝る前にまとめて挿しておけるワン。
本体の充電は約3時間じゃ。レビューは14件で★4.5。まだ件数は少なめじゃな。
サンリオは、見た目で選ぶ準固体
サンリオのは、かわいいね!
準固体で5000mAh。厚さ9.3mm、重さ約110gの小さな1台じゃ。
容量は半分ワンね。
スマホの足しにする1台じゃな。本製品はPSE規格適合製品です、と商品ページに書かれておる。
柄はどれがあるの?
ハローキティ、クロミ、ハンギョドン、ミックスの4つから選べる。
実用ならCIO、見た目ならこれ、って分け方だね。
そうじゃ。レビューはまだ0件なので、評価では選べん。柄が気に入ったら、という1台じゃ。
それでも迷う2つのこと
「リン酸鉄のほうが、準固体より安全なのでは?」
結局、どっちが安全なの?
どちらが上とは言えん。変えた場所が違うし、同じ条件で比べた数字もない。
じゃあ、どう選べばいいワン?
安全の土台は、作り手がはっきりしておることと、PSEの表示じゃ。その上で、使い方に合う出力を選ぶ。
電池の種類は、その次なんだね。
「飛行機に持ち込むなら、どっちがいい?」
燃えにくいなら、飛行機でも安心ワン?
電池の種類で扱いは変わらん。見られるのは、電池の大きさを表すWhじゃ。
Whの出し方は?
mAh × 定格電圧 ÷ 1000で出す。考え方はモバイルバッテリーの機内持ち込みは何Whまで?にまとめてある。
預け入れの荷物には入れられん。利用する航空会社の最新の案内を確認してください。
種類より、Whと航空会社の案内だね。
まとめ:燃えにくさは同じ方向、選ぶ決め手は出力と作り手
今北産業でお願い!
①準固体(半固体)は電池の中の液を、リン酸鉄は電極の材料を変えた電池。どちらも燃えにくさを狙っておる。
②リン酸鉄は電圧が低めで、同じmAhでも使える量は少なめ。今回のリン酸鉄は、どちらも充電回数を明記している。
③電池の種類より先に、出力と作り手で選ぶ。ノートPCまでならCIO、スマホだけで安くならラスタバナナじゃ。
迷ったら CIOのSMARTCOBY Pro SLIM SS ワンね!
半固体系で10000mAh。USB-C単ポート最大35W出力で、3ポート。6,281円。
燃えにくい電池でも、落とさず、熱い所に置かん。そこは忘れるでないぞ。
CIOのSMARTCOBY Pro SLIM SS の価格・レビューを見る
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